ロイヤル・タンブリッジ・ウェルズ Royal Tunbridge Wells
ロイヤル・タンブリッジ・ウェルズの街に遣ってきた。
日曜日にはマーケットが開かれるとの情報でこの日を選んだのだが、日曜日ということは一般の店はお休みのところが多いということだ。
なかなか上手く行かない。9時40分、有名なパンタイルズ(Pantiles)のパーキングに車を止める。
ロイヤル・タンブリッジ・ウェルズは1606年にカリービーアット鉱泉(Chalybeate Spring)が発見され、温泉保養地(Spa Resort)として王侯貴族の人気を博し、
18世紀にはコロネード柱廊(Colonnaded Walkway)を持つパンタイルズが完成し隆盛を極めたという(写真下左2枚)。
その当時は王侯貴族が歩く"Upper Walks"と一般人が歩く"Lower Walks"に厳しく差別されていたそうだが、現在は私たちも柱廊のある上の段を歩くことが出来る。
そして、1909年にエドワード7世から街の名にロイヤルの称号を授かったのだ。街の名にロイヤルを冠る街はイギリスでも2ヶ所だけなのだという。
パンタイルズの北の端に”飲む温泉”として知られ、ヴィクトリア女王も1834年にこの地に滞在した際、毎日飲んでいたというカリービーアット鉱泉が
湧き出る場所がある(写真下右)。ところが、今年の干ばつやら何やらで今は涸れてしまって飲むことが出来ないのだ。調査中だというからまた復活もあるかも知れない。
道路を渡りハイストリートへ足を伸ばす。ほとんどの店は閉まっているが、ウインドー・ショッピングをする。
"Fenn wright Manson"という女性服の店が開いている。
妻はショー・ウインドーの若草色の半袖カーディガンが気に入ったようだ。背がシルク(Silk Back)のコットンでサイズも各種あり、試着をするとピッタリだ。
店の真ん中のテーブルのワインクーラーにシャンパンやワインが何本も冷やされている。ダイヤモンド・ジュビリーのイベントでもあるのだろうか?
ショッピングはどうしても孫へのお土産が最優先になってしまうが、この日は子供服のお店がいずれも閉まっていて次の機会とする。
Address | The Old Fish Market, The Pantiles, Royal Tunbridge Wells TN2 5TN |
Telephone | 01892 515675(Tourist Information Centre) |
Web Site | Royal Tunbridge Wells |
詳細はWeb Siteなどでご確認ください。
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