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ロイヤル・タンブリッジ・ウェルズ  Royal Tunbridge Wells
               2012年6月3日 訪問  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

ロイヤル・タンブリッジ・ウェルズの街に遣ってきた。 日曜日にはマーケットが開かれるとの情報でこの日を選んだのだが、日曜日ということは一般の店はお休みのところが多いということだ。 なかなか上手く行かない。9時40分、有名なパンタイルズ(Pantiles)のパーキングに車を止める。
ロイヤル・タンブリッジ・ウェルズは1606年にカリービーアット鉱泉(Chalybeate Spring)が発見され、温泉保養地(Spa Resort)として王侯貴族の人気を博し、 18世紀にはコロネード柱廊(Colonnaded Walkway)を持つパンタイルズが完成し隆盛を極めたという(写真下左2枚)。 その当時は王侯貴族が歩く"Upper Walks"と一般人が歩く"Lower Walks"に厳しく差別されていたそうだが、現在は私たちも柱廊のある上の段を歩くことが出来る。 そして、1909年にエドワード7世から街の名にロイヤルの称号を授かったのだ。街の名にロイヤルを冠る街はイギリスでも2ヶ所だけなのだという。
パンタイルズの北の端に”飲む温泉”として知られ、ヴィクトリア女王も1834年にこの地に滞在した際、毎日飲んでいたというカリービーアット鉱泉が 湧き出る場所がある(写真下右)。ところが、今年の干ばつやら何やらで今は涸れてしまって飲むことが出来ないのだ。調査中だというからまた復活もあるかも知れない。

Royal Tunbridge Wells Royal Tunbridge Wells Royal Tunbridge Wells

道路を渡りハイストリートへ足を伸ばす。ほとんどの店は閉まっているが、ウインドー・ショッピングをする。 "Fenn wright Manson"という女性服の店が開いている。 妻はショー・ウインドーの若草色の半袖カーディガンが気に入ったようだ。背がシルク(Silk Back)のコットンでサイズも各種あり、試着をするとピッタリだ。 店の真ん中のテーブルのワインクーラーにシャンパンやワインが何本も冷やされている。ダイヤモンド・ジュビリーのイベントでもあるのだろうか?
ショッピングはどうしても孫へのお土産が最優先になってしまうが、この日は子供服のお店がいずれも閉まっていて次の機会とする。

Royal Tunbridge Wells

パンタイルズへ戻りキッチン用品店"Trevor Mottram"に入る。3度目の訪問だ。デザインを楽しんだり、用途を考えたり、キッチン用品店は楽しい。 かなりの時間を費やし品定め。カラフルな横向きに使うピーラーを友人用に3個。自家用にソルトミル、油漉し付きじょうごを求める(写真右)。
マーケットは11時になるのにまだ店を出していない空き家のテントが目立つ。客足も鈍いようだ。そぼ降る雨の所為だ。パン屋さんのパン1つが大きい。 かと思えば、こじんまりした品揃えの八百屋さんなど様々だ。スイーツやさんのショー・ウインドーはダイヤモンド・ジュビリーの飾り付けだ。 女王の若かりし頃の写真が使われている。赤い洋服の太った人形はティアラをしているから女王のつもりなのだろう。ちょっと失礼かも。
パンタイルズの円柱にもユニオンジャックがずらりと飾り付けられている。 今日はダイヤモンド・ジュビリー関連のイベントがあるとの情報だが、午後のことかもしれない。次に向かおう。

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Information
 Address  The Old Fish Market, The Pantiles, Royal Tunbridge Wells TN2 5TN
 Telephone  01892 515675(Tourist Information Centre)
 Web Site  Royal Tunbridge Wells

詳細はWeb Siteなどでご確認ください。

旅行記もご覧ください。

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